医療用放射性核種の国内製造への動き

2021年07月16日

7/15の読売新聞オンラインの報道によると、7/13に開催された内閣府原子力委員会第22回定例会議において、日本原子力研究開発機構の保有する研究原子炉JRR-3により、核医学診断に用いられるTc-99mの原料用のMo-99の製造に向けた照射試験開始が議論されたとのことです。国産化できれば国内需要の3割ほどを製造できる試算とのこと。
また、同機構の高速実験炉常陽で、α線治療用核種であるAc-225の製造に向けた研究を行うとのことです。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210715-OYT1T50206/
https://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2021/siryo22/index.htm